日本ではカジノそのものの運営は禁止されています。
これは刑法185条及び186条で定められている賭博罪という罪に該当するからです。
そのため、国内では公営ギャンブル以外の賭博行為は禁止されてきました。
このことがあったため、国内でのカジノ設置は認められていませんでしたが、2016年に特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律、通称IR推進法が成立したことにより、カジノを併設するリゾート施設の設立は可能となっています。
とはいえ、国内ではギャンブル依存症などの危険性に対して警鐘を鳴らす人が多く、いまだに反対意見が多いのも事実です。
日本人が海外でカードゲームやルーレットなどの賭博をすることはよいのか、疑問に思う人は少なくありませんが、結論から言えば海外で賭博行為した人には刑法185条及び186条は適用外となります。
刑法1条1項に記載されているとおり、日本国内で罪を犯した人へ適用されるものであるため、
とはいえ、オンラインカジノは日本国内の法律でどうなっているのか、疑問に思う人も少なくありません。
日本国内の法律ではオンラインの賭博に関連しては法律が定められていないため、違法とも合法といえないのが実情です。
法律のグレーゾーンと呼ばれるライン上にあるため、処罰の対象外となっているといいます。
だからと言っても日本国内で逮捕者が出なかったわけではありません。
日本国内で摘発を受けたニュースを耳にした経験を持つ人が多いように、違法賭博として摘発されている中には、オンライン上での賭博行為を取り締まっていることもあります。
多くのオンラインでは該当しない理由の一つに、運営会社が海外法人であることがあげられていました。
というのも、海外で認可されているオンラインでの運営会社に対しては日本の法律が適用されないことから、刑法に抵触しないという意見です。
賭博罪に当たるのは、日本国内で日本人が運営している会社で日本人ユーザーがお金をかけた場合といえます。
海外の運営会社の場合は日本の法律が適用されないため、今後も法律に抵触しないと考えている人は少なくありません。
この例から違法賭博として摘発されたところの理由は、日本人が運営会社を設立していたことになります。
また、海外の企業であっても日本人が多く運営に携わっている場合は共謀しているとみなされ、賭博罪が適用されているため、違法賭博として摘発されていました。
ただし、海外運営の企業であることや運営会社の主要な位置に日本人がいないことから、摘発された人の1人は意見書を検察庁へ提出した結果不起訴となっています。
日本国内では違法に当たるのではないかと、恐怖を抱いて遠ざかってしまう人は少なくありませんが、その考えは正しくありません。
運営会社が海外の法人であること、運営許可の適切なライセンスを保有している会社でなら、問題ないことは事実です。
そのため、日本国内で遊ぶ場合には、運営会社及びライセンスに注意が必要となります。
ただし、日本国内の法律に関して急に変化をする可能性はあり得ないといえないため、定期的に法令関連の情報に目を光らせておくことは必要です。
なお、賭博罪はあくまでもお金をかけて遊んだときに適用されます。
無料で遊ぶ場合には適用されません。
時々オンラインカジノで無料で遊んだから摘発されてしまうのではないかと不安に思う人も少なくありませんが、お金をかけていなければ賭博罪は成立しませんし、無料で遊べるところの多くは運営会社が海外であるところが圧倒的に多いです。
無料で遊んでいるだけであれば、法律違反ではありませんので安心してください。
IR推進法の成立により、日本国内でも実際にその場へ行って遊ぶことのできるカジノが誕生するのではないかと期待されていますが、2022年の時点では実際の総合型リゾートが誕生していません。
週3回などある程度日本人の入場は制限されていますが、日本人が国内で遊ぶことのできるスポットとして期待されています。
今後のオープンが期待されているのは事実です。
日本国内で遊ぶことのできるサイトの大半は、海外の政府から発行されたライセンスを保有していますので、問題なく遊ぶことができます。
しかし、信頼性の高い政府の発行しているところかどうか確認することは重要です。
信頼性の高い所の場合は、取得することも維持することも難しいため、チェックしておくことが必要となります。
オープン時は非常に厳しい国のライセンスを保有していたけれど、この前見たら違う国の物に代わっていたなど、運営会社側でも100パーセントいつでも同じライセンスを保有しているわけではありません。
日本国内の法律の状況がいつ変わるのかわからないのと同様、保有しているライセンスやサーバーに関しても、定期的にチェックして違法ではないか確認しながら遊ぶと安全です。
ホームページで定期的にチェックしておくといいでしょう。

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